スーパーサイエンスハイスクール:広島県立西条農業高校がエコフィードで育てるブタ
2020/09/17
スーパーサイエンスハイスクール:広島県立西条農業高校がエコフィードで育てるブタ
スーパーサイエンスハイスクールに認定されている広島県立西条農業高校には、マツダスタジアムの5倍の広さの農場があります。そこで、畜産科の生徒が育てているブタ。
そのブタのエサにしているのは、エコフィードと呼ばれる廃棄されるものだった食品です。これまで廃棄されていた「西条松なめこ」の軸の部分をエサにしています。
雑食であるブタは、資源の活用がしやすい家畜とのこと。そして、きのこにはアミノ酸が多く含まれ栄養価も高いのです。これまでエサにしていた食材を食料を必要としている人に届けることができれば、と考えています。
SDGsという言葉は、まだ30%ほどしか認知がありません。2030年、2050年を生きていく今の10代には、なかなか届いていないと感じています。自分たちが活動することでリアルに知ることができれば、他の面でも必要性が理解しやすくなるのではないでしょうか?
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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)