緊急避妊薬:医師の処方箋なしで薬局で購入できるように
2020/10/09
緊急避妊薬:医師の処方箋なしで薬局で購入できるように
以前、日本では薬局で緊急避妊薬が購入できないことについてのニュースを取り上げました。
性教育が他国より遅れていると言われている日本では、予想外の妊娠をする若い女性も多いです。また、残念ながら女性が被害者になる性的犯罪はなくなることがありません。
身体だけでなく心にも大きな傷の残すことに対して、何かできることがあるとしたら、“緊急避妊薬”なのかもしれません。100%の保証がないとしても、犯罪での妊娠などあってはならないものです。
ただ、この薬があるから、という理由で興味本位で性的行為をすることは避けてほしいと思います。コロナ禍で小学生や中学生からも妊娠の相談が増えたというニュースがでました。性教育が行き届いていないせいかもしれません。そして、学校に任せるのではなく、家庭でも教えることだと思います。自分を守るために。
そして、日本での避妊の多くは、男性のコンドームに頼ることが多いと言われれています。妊娠をする女性が男性に頼るだけの避妊にも危険を感じています。そして何より、今回のニュースから知った、日本の中絶手術の危険性。薬での中絶が認められておらず、掻爬術による危険性をもっと多くの女性が知るべきかもしれません。
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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)