セブンイレブン:消費期限が迫ったお弁当類でポイント付与5月11日から全店舗で開始。食品ロスへの対応

2020/04/27

セブンイレブン:消費期限が迫ったお弁当類でポイント付与5月11日から全店舗で開始。食品ロスへの対応

2018年の記事で“全国のコンビニで、一日あたり384~604トンの食品が廃棄されているとみられている。”という記載がありました。現在、コンビニでは消費期限が迫ってもお弁当類の割引はされていません。スーパーでは、夕方になるとお弁当や総菜には、○割引というシールが貼られるシーンが見られますね。しかし、コンビニではそれはありません。理由は、契約解除が怖いから、ということがあるようです。

しかし、コンビニの契約については、営業時間についていろんなニュースが出て変化が出て起きています。大きな企業ほど、ひとつのことを変えるのに時間が掛かりますが、時代が変われば変化は必要です。フランチャイズ体制だと、もっと複雑にもなります。

昨日、セブンイレブンが、消費期限が迫ったお弁当の購入に対してポイントを付与するというニュースがでました。5月11日から全国約2万1000の全店舗で始まります。食品ロスは、SDGsでは、目標1. 貧困をなくそう 目標2. 飢餓をゼロに  目標12. つくる責任つかう責任 目標13. 気象変動に具体的な対策を 目標14. 海の豊かさを守ろう 目標15.森の豊かさも守ろう に関わってきます。

2月に問題になる恵方巻だけでなく、毎日多くの食べ物が廃棄されている事実。それを続けて良いはずがありません。ポイント5%はちょっと少ないような気がしますが、一歩前に進んだと考えれば今後、変化があるかもしれません。また、他社も追随するかもしれません。少しでも安くなれば、すぐ食べる食品であれば、それを購入する方もいるはず。少しでも食品ロスが減ることを祈るばかりです。

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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)