コンビニ3社も7月1日からレジ袋有料化。企業が販売するエコバックも見逃せない。しかし、アメリカではエコバック禁止も。
コンビニ3社も7月1日からレジ袋有料化。企業が販売するエコバックも見逃せない。しかし、アメリカではエコバック禁止も。
2020年4月1日に多くのスーパーやドラックストアでレジ袋が有料化されました。そして、2020年7月1日のプラスチック製買物袋有料化にあたり、コンビニ大手3社(セブン―イレブン・ジャパン/ローソン/ファミリーマート)もレジ袋が有料となります。
これは、海洋プラスチックごみ問題や地球温暖化などの環境問題への取り組みの一歩です。
目標13. 気象変動に具体的な対策を
目標14. 海の豊かさを守ろう
に関わります。
これまで長い間、当たり前にもらっていたコンビニ袋。これからは、エコバックを持ち歩く生活が「新しい日常」になります。
そして、各社エコバックの販売にも余念がありません。
「マツモトキヨシのエコバックが無敵」というニュースも出ています。社名を入れつつファッション性を持たせることで、企業にとっては販売できる宣伝ツールとなっていきそうです。
しかし、コロナ禍でアメリカでは「エコバック禁止」というニュースも3月下旬から4月初旬に出ています。これは文化の違いですが、アメリカではサッキング(購入したものを袋にいれる作業)を店員が行うため、エッセンシャルワーカーを守るために持ち込みのエコバック禁止というニュースが出ているのです。
アメリカでも時間をかけてレジ袋を使わない流れにしてきたのですが、真逆の動きにならざるを得ないのです。
“カリフォルニア州では、この行政命令で2016年に施行された「プラスチックバッグ禁止法」が中断され、年間使用量が最大140億枚に上っていたプラスチック製レジ袋が再び復活する兆しを見せている。”
このような記事が書かれているニュースもあります。
そして、コンビニではサッキングは店員が行います。購入数が少ないので、そんなに気にならないかもしれませんが、やはり自分が買ったものをあまり触られたくない人もいると思います。
人が持っている危機感はそれぞれ違います。日本とアメリカは文化が違いますが、収束が見えない状況で、どう対応していくか? 自分がどうしたいのか? 他人に迷惑をかけない範囲で、自分の基準を持っていた方が安心かもしれません。
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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)