スターバックス:「Black Live Matter/ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命にも価値がある)」関連アイテムを身に付けることを禁止
2020/06/13
スターバックス:「Black Live Matter/ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命にも価値がある)」関連アイテムを身に付けることを禁止
1996年、日本1号店を出店したスターバックス。日本生まれの他のセルフサービスコーヒーチェーン店とは、一線を画す人気があります。また、2018年現在で世界78ヶ国に約2万8千店を展開するグローバル企業です。
そのスターバックスが、「Black Live Matter/ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命にも価値がある)」関連アイテムを身に付けることを禁止していることがニュースとなっています。
これは、5月25日にミネソタ州で起きた白人警官が黒人男性の首を膝で「8分46秒」抑え続けて死なせてしまった事件が原因で起きている全米で起きているデモと暴動に起因しています。
日本は、人種について身近に考える機会が少ない国です。ですので、自分の信条が明確な人は少ないかもしれません。
スターバックスというグローバル企業が、「BLM関連のアイテムを身につけることを禁じる」ことを、どう受け取るか? それはまさに人の数だけあると思います。
目標10. 人や国の不平等をなくそう
を考える出来事です。
禁止の理由は何か? 明確なことがニュースには書かれていませんが、禁止という言葉だけが独り歩きすると、人はスターバックスという企業に対して、勝手な憶測を持たざるを得ない状態になってしまいます。
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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)