「菓子の包装」について女子高生が声を上げる

2020/06/18

「菓子の包装」について女子高生が声を上げる

スーパーで何気に目にする菓子類。その包装は、ほとんどがプラスチック素材です。

今回のニュースの2004年生まれの女子高生は、母親から聞いた「2050年にはプラゴミの量が魚の量を超えると発表」という記事で行動を開始します。

「Change.org」というサイトを使って声を上げた彼女の行動。すでに多くの支援を得ています。2050年、彼女は46歳。今の私より若いです。
1990年代後半~2000年生まれの「Z世代」よりも若い世代です。
彼らが生きる時代こそが、まさに危機的状況になるとも考えられます。

そして、今から始めなければ(今でも遅いのかもしれません)、手遅れになります。
一人の女子高生の行動が、広がることを祈ります。

彼女が選んだ、亀田製菓とブルボンは、特に過剰包装というわけではなく、“環境問題に率先して取り組んでいる企業”だからとのことです。

コロナ禍の今、個包装は衛生面ではありがたいことです。ただ、減らせる部分もあるように感じています。

2019年8月に以下のニュースが出ています。

“ネスレ日本は1日、チョコレート菓子「キットカット」の一部で、外装をプラスチック製から紙製に切り替えると発表した。主力商品での「脱プラ」は国内菓子メーカーで初という。”

プラスチック年380トン削減になるという。
これに続いている企業があるのか、調べきれていませんが、スーパーで見る限り、変わらずプラスチック素材での放送が多いことを感じます。

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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)