レジ袋有料化:ゴミ袋を購入する人が増える? そんななかリサイクル率80%の町は45種類の分別

2020/07/27

レジ袋有料化:ゴミ袋を購入する人が増える? そんななかリサイクル率80%の町は45種類の分別

100均(100円ショップ)で今、品薄になっているものが、ゴミ袋だというニュースが出ています。先日、5年前からレジ袋を有料化したイギリスの現在の状況を取り上げましたが、日本でも、開始1ヶ月立たずして、すでに2割の人はレジ袋を購入しているとのことです。

また、ゴミ清掃芸人の方の言葉として、

“紙袋もエコバックも使い続けることがとても大事になってきて、紙袋なら約11回、布のエコバックだと約840回、オーガニックコットンのバッグだと約2400回使わないと、レジ袋よりエコだとは言えないという研究結果もあるのです。”

と言われると、確かに今のエコバックをこの回数使うとは思えません。
プラスチックごみを減らすという意識付けになれば、という思いがあるのでしょうか?

そして、リサイクル率80%を達成している徳島県上勝町では45種類もの分別をしているという記載もあります。

80%のリサイクルを考えれば、それはゴミでなく資源。そういう考え方があることに驚きました。45種類の分別ができる自信がないですが、行っている方々がいます。これから先のゴミ処理を考えた場合、便利に慣れた私たちは、どこかで“つけ”を払わなければならないと思います。

100円ショップでゴミ袋が購入されてしまえば、レジ袋を有料にしても本末転倒な気がしてなりません。

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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)