日本の子供は、幸福か? 身体の健康と精神的幸福度のギャップ

2020/09/06

日本の子供は、幸福か? 身体の健康と精神的幸福度のギャップ

日本は平和な国と言われてきました。1970年代には「一億総中流」と言われ、多くの人が自分たちを中流階級だと考えていました。

しかし、今は格差の時代と言われています。8月3日に、「子供の貧困状態は、他国のことではない。格差時代が生む日本の子供たちへの影響」という記事を書きました。
今回のニュースでは、ユニセフが行った調査の結果です。その結果、日本の子供たちは、身体の健康は1位。しかし、精神的な幸福度が、38ヶ国中37位という結果が出ています。

そう思うと、子どもが被害者になる事件や事故を耳にすることを多く感じます。今の子どもたちは、何を考え、何を感じ、生きているのでしょうか?

“「精神的幸福度」では、15歳時点での生活の満足度の調査結果や若者の自殺率などから算出した結果として37位となりました。”

と書かれています。日々の生活を幸せと感じていない子どもが多いこと。自殺率などが挙げられているようです。

日本は平和な国。というのは過去の話になってしったのでしょうか?
子どもの笑顔は、太陽のように輝く宝物。それを守るために、もっと考えていくことがあるようです。

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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)