女性枠は本当に必要か? s002

2025/05/09

こんにちは。伊藤緑です。

ジェンダーについて語られるようになってから、
いろんな場所で女性の割合が問われるようになりました。
学校でも、女性枠が用意されるケースが出ています。

しかし、専門職の場合はどうなんだろう? と考えさせられる記事が出ました。

●航空大学校「筆記試験ナシの女子枠」設置に波紋広がる 「あらぬ性差別」につながらないのか?
https://trafficnews.jp/post/544920

問題なのは女子枠の選考方法です。ここでは、パイロットの資質には不可欠な理数系の学力と英語力を査定する筆記試験が完全に免除になるのです。

パイロットという人の命を預かる職業に就くために、男性と女性で条件を変えるというのが正直謎です。
女性はこうしなければ、試験に受からないと思われているのであれば、女性に対して失礼ですし、これによって優秀な男性が不合格になるのであれば、男性差別です。

この条件で合格した女性は嬉しいのでしょうか? というところにもつながります。所詮女性枠だからね、と言われたらジェンダー差別が起きます。

このシーン以外にもこのような女性支援(これは女性支援と呼べないですが)が行われているのであれば、非常に残念です。

広報PR・SDGsライター:伊藤緑