単独で紹介されないという商品PRの悩み。ペットボトルのお茶。097

2025/05/08

 

こんにちは。伊藤緑です。
GW明けは、働き方のニュースが増えます。昨日紹介したものもそうですが、とてもキャッチーなタイトル「無断欠勤OK」という大阪府摂津市の水産加工会社の記事も上がっていました。この会社は、2020年時点でこの働き方を始めており、大阪のテレビ番組でも紹介されています。「継続する=サステナブル」であることも広報視点には必要なことです。

さて、本日はペットボトルのお茶について。みなさん「推しお茶」ってありますか? 複数並んでいたらこれを選ぶみたいなレベルだったとしても、無意識に好みがあったりするものです。

以前、ペットボトルのお茶を扱う某メーカーの広報さんから相談されたのは、単独で紹介されることがない、いつも他社商品との並びなんです、ということ。
その時は、紹介されるだけいいじゃん! なんて思ったのですが、これは、ポットボトルのお茶に限らす、同じタイプの商品を作っているメーカーが複数ある企業の共通する悩みです。
常に比較されながら紹介されるという点。
今の時期なら、日焼け止めもそうですね。

●コンビニ飲料売り場で火花散らす「ペットボトルお茶戦争」…消費者トレンド変化で実績に明暗くっきり
https://www.businessinsider.jp/article/green-tea-market-share-battle/

今回のニュースも比較での紹介です。そして、明暗くっきりとまで書かれています。
広報PRで関わるメディアは宣伝目的ではありません。消費者が知りたいことです。商品者は飲み比べせずに、客観的にお茶の味を知ることができる。次に自分好みのお茶を選べる。そんな消費者視点を理解することも必要。

正直、単独での紹介は難しいかもしれません。
探してみました。「世界一売れている」という条件のもと、「お~いお茶」は、トリビア記事がありました。

●【ジョブチューン】世界一売れているお茶「お~いお茶」は缶とペットボトルで味が違う?トリビア3選
https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=13783

調べてみて、「お~いお茶」の強さを知りました。「お~いお茶」は、発売ギネス世界記録認定という世界的な権威付け、MLBドジャースと契約をし、世界に向けての発信をしています。

広報PR・SDGsライター:伊藤緑