「解約の容易化」。携帯電話のアプリの時代から、今も続く解約ボタンが見つからない問題。詐欺と広告上の工夫の狭間。483

2026/08/11

こんにちは。伊藤緑です。

20年以上前に、携帯電話のアプリの開発会社で広報を担当していました。
その頃から、言われていたのが、
アプリの解約へのUI(ユーザーインターフェース)が分かりにくい問題。
というか、あの頃は敢えて分かりづらいところに設置する、と言われるくらいでした。

そして、今もそれは続いているし、
もうひとつ、本人が亡くなったあとのサブスク解約できない問題。>これは社会問題かもしれない。

サブスクは便利だけど、正直怖い。
解約し忘れや、サブスクにしたつもりなかった、とか。
更新前に連絡がくれば良いけれど、その連絡がどこに届くのか、
ちゃんと認識できてるのか?>自分 って問題。

正直、昨年登録して、結局ほぼ使わなかったアプリ(紹介だったので、初年度は無料)は、2年目から年30,000円と聞いていたので、むちゃビビっていた。無事解約できたけれど。

今年2月にこのようなニュースが出ている。
消費者庁の管轄。解約が難しいと罰せられるとかになる??

このようなことも書かれている。

「EC周りの検討課題としては、①SNSチャットによる勧誘が、消費者が予期せずに契約を締結してしまう電話勧誘販売に近い「不意打ち性」を有している②消費者が定期購入だと認識しないまま契約に誘導される③解約がしにくい導線や目立たないキャンセルボタン、偽のカウントダウン表示といった消費者を惑わせ不本意な契約に導くダークパターン—などが挙がった。」

正直、毎日のように流れてくる広告のひとつは、この情報が表示されるのは今日の23:59まで的な言葉が書かれているが、結局、毎日のように現れる。

LPなどを作る、広告屋さんにとっては、それが悪いことではなく、
やらなければならないことになっているのかもしれない。

そして、こういう時代が、随分長く続いているな、と。
詐欺と広告上の工夫の境界線ってどこにあるのだろう、と思うばかり。

【参考記事】
【「解約の容易化」が焦点】消費者庁、「第2回消契法検討会」開催
https://netkeizai.com/articles/detail/17448

EC業界に迫る各種法規制包囲網~2026年上半期の動向まとめ
https://www.tsuhannews.jp/news/detail/75793

※本記事はnoteからの転載です。元記事:https://note.com/midori_ito/n/nb2a6ba4d6c6f

広報ウーマンネット
広報PR・SDGsライター・SWGsライター
伊藤緑