参考にすることは悪いことではないが、かなり類似。人の仕事でもAIでも、最後に広報部が厳しくチェック。169

こんにちは。伊藤緑です。
今回の記事は、AIが絡んでいるかは分かりませんが、AIへの過渡期だからこそ、類似・酷似にはセンシティブになります。AIが参考にしているものは、かつて誰かが汗と涙を流して作り上げたものが多いからです。
デザインを無断で参考に…西尾祇園祭のポスターが『よさこい祭り』に類似で回収「似ている」と実行委に指摘あり発覚
https://www.fnn.jp/articles/-/902847
広報担当者は、本当にこれを世に出して良いのか?
と最後まで、厳しい目を持つ部署です。
逆にいうと、何かあったときに「広報がOK出したから」とも言われる部署です。
さて、仕事をする上で、AIを使うことが増えてきました。
また、AIを使えないことが悪のように、時代に乗り遅れるように言われ、やや不安を感じています。
便利になることは、人が頑張らなくなることを含むからです。
ボタンひとつで、プレゼン資料ができる今、プレゼンの目的や、話す内容まで、AI任せになってしまいそうです。それで、多くの人をうならせるプレゼンができるのか? とも思ってしまいます。
そんなAI時代だからこそ、デザインの酷似は、いったいどこで誰が判断したの? と思うシーンも。
参考にして人が作ったのか? 参考にしてAIに作らせたのか? も気になります。
そして、営業メールに、「AIがブログを書きます」というものが増えてきました。そのブログ本当の必要なのかな? と思います。
人が書かないものが世の中に氾濫していき、同じようなものばかり生まれてしまうんですよね。
そして、AIはどんどん知識を持っていき、人はAI任せにすることで、知識を得ない。作り上げたものは立派でも、中身を理解していないのが人間になってしまいます。それでいいのか? と思う日々。
広報PR・SDGsライター:伊藤緑

