クラウドファンディングのリアル。実施の際の事前調査は必須。手放しにみられる夢はない。162

2025/07/12

こんにちは。伊藤緑です。

最近、久しぶりに私の周りで、クラファンを行うという方が2組いらっしゃいます。そこで、最近のクラファンって? と思っていたら。
この記事が出ていました。5000万円というキャッチーな数字です。

なぜ「一石三鳥」はクラファンで5000万円を集められたのか? “飲食業界の風雲児”が明かす高利益率と従業員満足を実現する《脱常識戦略》の神髄
https://toyokeizai.net/articles/-/890064

実際に行ったページはこちら。

【革命案件】一石三鳥グループの新店舗「鮨処 一石三鳥」の誕生を記念して会員募集!
https://www.makuake.com/project/1seki3cho_sushi/

この会社これが初めてではなく、このような数字があります。すべて1000万超えで、1億8000万円以上を集めています。これがなぜかを見るべき。

応援購入総額:181,888,400円
プロジェクト数:8件
サポーター数:4,463人

Makuake(マクアケ)
https://www.makuake.com/member/index/1407392/#project

そして、この会社が何を目的にクラファンを行っているか? 誰をターゲットにしているか? などをしっかりと調査すべきです。

私は、2023年頃にクラファンのライティングの仕事に関わり、厳しさを目の当たりにしました。そして、プラットフォームの利用料金やページ作成の代行会社にも集まったお金が流れるという仕組みを見ました。
正直、今の私には、クラファンに対してまったく夢がありません。ただ、クラファンを始める方は、サイトを立ち上げたら、自然にお金が入ってくるように思っていらっしゃる方が多いのも現実です。
安易に夢を見ず、クラファンを向き合うという覚悟を持たない限り、クラファンで悲しむ方が増えてしまう。
そんなことを思います。

そして、この記事に否定的なコメントが多かったのも気になるところです。

クラファンは広報PRの切り口のひとつですが、簡単ではない、という現実があります。

広報PR・SDGsライター:伊藤緑