カスハラ対策、ビジネスネームの活用。この企業は以前も取材を受けていました。124

2025/06/04

こんにちは。伊藤緑です。

2025年4月1日から東京都、群馬県、北海道で、「カスタマー・ハラスメント防止条例」が施行されました。

コロナ禍で、カスハラについての報道が増え、お客様が神様の時代は終わりました。個人的には、金銭と品物を交換する対等な立場なのではないかと思っています。

従業員の名前が書かれているネームプレート(名札)は個人情報です。
漢字表記ではなく、ひらなが表記にしている店舗もありますが、珍しい苗字であれば、すぐに見つけられてしまうでしょう。
SNSでの発信する個人も増え、従業員を特定されることもあるでしょう。

そこで、ビジネスネームの登場です。この会社、数ヶ月前にもメディア(テレビだったと思う)で、紹介されていました。
おそらく、成功事例になっているのでしょう。
メディアがメディアを呼ぶ。最高の連鎖です。

本名と異なる「ビジネスネーム」好評、ストーカーやカスハラ防止…「安心して働ける」「私生活と区別」
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250530-OYT1T50028/

2023年には、タクシー運転手の名前掲示の義務化もなくなっています。

タクシーやバス 運転手の個人情報非表示へ いったいなぜ?
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/20230825/609/

想像しないような事件が起きることもある時代、事前に防げることは防ぎたいものです。性善説で生きていけない悲しい時代になってきました。

広報PR・SDGsライター:伊藤緑