デザインよりも安全性が重視される時。広報担当者は「これを発表して良いのか?」の最後のチェック機能になる 073

2025/04/14

 

こんにちは。伊藤緑です。
今日から、22年目の音楽専門学校講師が始まります。
気合入れて行ってきます。

さて、本日は、デザインより安全性が重視されるという記事。

●平らに見えてしまう「危険な階段」のなぜ…デザイン優先のせい? 識者の見解「派手な色への抵抗感がある」
https://www.j-cast.com/2025/04/13503417.html?p=all

以前、学生に「オシャレは我慢です」と言われたことがありますが、階段は、そういうわけにはいきません。
転げ落ちれば、命にかかわりますから。

装飾物であれば、問題ありません。しかし、日常的使うものは「安全性>デザイン性」。デザイナーには、安全性を担保したうえで、デザイン性を発揮してほしい、と依頼するのも企業の仕事。真のデザイナーであればそれを含めてデザイン性があるモノを作ることができるはずですから。

そして、広報担当者は最後の砦。会社全体が「これで行こう!」と盛り上がっても、広報担当者だけは、社会の目として「これでいいか?」を考える人。片足を会社に、片足を社会にです。

会社の意見に流され過ぎていませんか?

広報PR・SDGsライター:伊藤緑