人気商品にする過程に広報PRの醍醐味がある! 売れているものだけPRしていると、残念な広報担当者になる。066

2025/04/07

こんにちは。伊藤緑です。
ついにダウンジャケットを洗おうと決意。住んでいる場所の天気予報を見たら、この先の最高気温は20℃越えのようなので。四季がある国だからこそ、こういう切り替えができるとありがたく感じています。

本日は、広報の醍醐味について。
多くの企業の広報担当者の方と話してきて、会社によって悩みがまったく違うことを知っています。
人気商品やサービスを持たない会社は、まず認知度。
人気商品やサービスを持っている会社は、並びでない紹介。
求めるレイヤーが違います。
それぞれ悩みだし、それぞれ突破する方法があります。

ただひとついえるのは、人気商品やサービスを持たない企業の広報担当者には、その商品やサービスを人気商品にするという過程を楽しむチャンスがあるということ。
すでに人気商品やサービスを持っている企業の広報担当者は、もしかしたら、掲載依頼を断ることが仕事になっている可能性があります。
以前、お会いした方に、人気あるものをずっと扱ってきたことで、担当者としての経験が長いのに、「0→1活動をしたことがない=仕事は断ることだった」という方がいました。商品やサービスの看板のうえでしか活動をしたことがないのは、非常に残念なことです。

さて、このニュース。今は人気商品ですが、最初から人気商品だったわけではない。だからこその工夫が、584種類を生んだのでしょう。

ペヤング50年で584種 激辛から「変な味」まで振り切った商品続々
https://mainichi.jp/graphs/20250404/mpj/00m/040/199000f/20250404mpj00m040196000p

今、知られていない商品やサービスを担当している方、その商品を人気あるものにする、知られるものにする醍醐味がこれから味わえますよ。

広報PR・SDGsライター:伊藤緑