「1本10万円のうまい棒」。数字のインパクト。価値は、希少性・話題性。そして、所有欲。060
2025/04/01
こんにちは。伊藤緑です。
ゴミ出しに行ったら、真冬の寒さに震えました。
新年度です。このnoteには、日常のことも書いていくことにしました。
京都市中京区寺町にシャトーブリアンが付いた、3万円のラーメンのニュースが出たのは、今年の1月。
ラーメンには1000円の壁があると言われますが、遥かに超えた。遥か過ぎると、価格競争にはならず、話題になります。
そして、1本10万円のうまい棒。
●即完売「1本10万円のうまい棒」を現代美術家・松山智一はなぜ作ったのか? 「僕自身をうまい棒に重ね合わせて、ある意味自身のこれまでの活動を投影した作品です」〈本人インタビュー〉
https://shueisha.online/articles/-/253519
安いはずのモノに想像しない金額を付けることは、話題になります。
もちろん、価格には理由や意味が必要ですし、失敗すると炎上します。
ただ、ニッチなファンが見つけてくれれば、ニュースになります。
広く親しまれた商品にアートという概念を用いて「新たな価値」を創出することができるのか……という問いを投げかける作品だったんですね。
とのことです。
アートの価値。明確な対価の見えないものへの価値です。「未来の対価」ともおっしゃっていますね。一方、シャトーブリアンは明確に目に見える価値です。
『1本10万円のうまい棒《げんだいびじゅつ味》』を購入する人は、希少性・話題性に加え、所有することこそが価値になっているのでしょう。
御社の商品。当たり前の価格からの飛び出す企画ありますか?
広報PR・SDGsライター:伊藤緑