4月1日施行。カスハラ防止条例(北海道・群馬・東京)。OKとNGを考える力を 054
こんにちは。伊藤緑です。
ひとりワンデートリップ。好きだったことを思い出しました。今年は、ちょっと出かけてみようかな? 今回行った場所の詳細は後日。
4月1日に、北海道、群馬、東京で、カスハラ防止条例が施行されます。このタイミングで出た2つの記事を、本文下でご紹介。
お客様が神様の時代は終わりました。しかし、まだまだこういうことは起きています。
先日、名古屋駅の新幹線ホーム下にあるスタバでカフェラテを買いました。その時、お店の方が新幹線の発車時間を聞いてくれました。確かにこのスタバ、注文にも並んでいるし、商品をもらうのにも待ちます。
ホームはすぐ上だとしても、間に合わなかったら意味がない。店側のこういう配慮はありがたいことです。
これは、売る側にも買う側にも lose が起きないための防御策。企業努力なんだと思います。事前に防げるものは防ぐ。
このような店で騒ぎ出す客が居たら、本末転倒。他のお客さんの商品提供が遅れるわけですから。
買う側も買っているのは自分だけでないことを、常に意識するべき。そして、何がOK? 何がNG? 正直、自分の頭でも考えてほしいものです。インターネットの普及で、模範解答がすぐに手に入るようになりました。これによって私たちは、考えることさえタイパしていると感じます。何かを思い出せないときも、思い出す努力を放棄して調べるのは一見良いことのようですが、脳のためにはどうなの? と思うこともあります。
教えられたことはすぐに忘れるけれど、自分で考えたことは残るものです。客としての在り方も自分で考えることを辞めてはいけない。
そして、タリーズジャパンの記事を読んでいただくと分かるのですが、今回のものは店が独自に出したものですが、取材がくるのは広報部。ここでの対応を間違うと炎上します。広報担当者の方は、ぜひ参考に。
「時間がないから早くしろ!」空港でのカスハラ深刻 タリーズ店舗が看板で注意喚起、本部も「方向性間違っていない」
https://www.j-cast.com/2025/03/25502761.html
29歳俳優がイベントで来場者から暴言・脅迫の被害受ける 事務所が声明「法的措置を含む対応を検討」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/03/25/kiji/20250325s00041000129000c.html
広報PR・SDGsライター:伊藤緑