地域創生の落とし穴。安価な経験でなく唯一無二のアートに。038

2025/03/10

こんにちは。伊藤緑です。
昨日、腰に急な痛みが! これって「ぎっくり」な状態で日曜日を過ごしました。一応病院に行きます。

本日は、地域創生に関する、2,000円が18,000円にというキャッチーなタイトルのニュース。

2000円→1.8万円に値上げしたら大繁盛…外国人観光客に”お金を落とさせる”福岡の藍染工房の絶妙なアイデア
https://president.jp/articles/-/92542

昨年、事業構想大学院大学のプログラムで、7回ほど東北に行きました。そこで学んだことのひとつに、地域の農産物で絶対にジャムを作ってはいけないということ。
ただ、知らないと安易にジャムを作ってしまう、というあるある。
実は、ジャムだけでなく、「3J」という「ジャム、ジュース、ジェラート」。作ってはいけないモノがすでに経験者により語られています。
もちろん、成功されている方もいらっしゃるのですが、失敗事例が多いものなのです。

この延長に、この記事にある「ハンカチコースター問題」があるのかな、と思いました。モノ消費からコト商品と言われている今、観光客への体験として2,000円でのコト消費。正直、儲からない。それはサステナブルではないということです。

ということで、作るモノをアートにし、9倍の18,000円に。
教えるという同じ手間をかけるのであれば、唯一無二のモノにして価値を付けるのは工夫次第。
そして、お祭りの廃棄物さえも、アートにと書かれています。

誰かにとって無益なものも、誰かにとっては有益なもの。
または、見せ方を変えることで、ゴミさえもアートに。

必要なのはひと工夫。企画です。
プレスリリースを書く際に、事実をそのまま書く方がいらっしゃいますが、それではメディアで紹介されません。ニュースや記事になる切り口(企画)を盛り込み、どんな画が取れるかが分かる(想像できる)書き方をするのです。
ここが肝。これをちゃんと考えて盛り込めば、リリースだけで取材来ます。←過去の経験から。

広報PR・SDGsライター:伊藤緑