「新卒一括採用」廃止の企業。定着するのか?一時的か?若者が、自分に合った会社を探す時間を作ることは日本で可能か?036
こんにちは。伊藤緑です。
就活をしていたとき。内定をもらえない度に一生就職できないかも、と思う日々でした。今、就職できなかったら社会に出ることができない、と思い詰めることもありました。
今の学生もそう思うことがあるのでしょうか?
今の方がその思いが強いのでしょうか?
日本は「新卒一括採用」が行われる国。学生はお揃いのリクルートスーツを来て、本当の自分を隠して面接の練習をして、就職活動をします。
このとき選ぶ会社は、
本当に自分がやりたい仕事ができる会社なのか?
入社できたら、安心と思える会社なのか?
誰かに勧められた会社なのか?
就活している学生自身も分かっていないかもしれません。
そもそも、自分に向いている、自分がやりたい仕事なんて、社会人を経験した今でも分からないことがあるのですから。
富士通のこのニュース。26卒からだそうです。ということは3月1日に説明会は行わなかったのか?
富士通、「新卒一括採用」廃止へ 通年採用に統一、人数計画も設けず
https://www.asahi.com/articles/AST3732MNT37ULFA01TM.html
調べてみると、アメリカには「新卒一括採用」はないようです。
アリゾナ州立大学サンダーバードのサイトに違いが書いてありました。
アメリカと日本の就職活動の違い9選 |サンダーバードグローバル経営大学院
https://www.thunderbird-tokyo.jp/column/usa-jobhunting/
#新卒初任給30万円問題
#新卒3年以内に約35%辞める問題
30万円が実力に見合っていれば良いのですが、
3年以内に辞めてスキルアップできれば良いのですが、
そうでなければ、これらは社会問題だと思います。
日本の「新卒一括採用」が、今後どうなるか気になります。
広報PR・SDGsライター:伊藤緑