丸栄タオル、広島銀行のSDGs取組支援サービスを利用しSDGs宣言:4月1日より「すくすくプロジェクト」開始

2020/04/13

丸栄タオル、広島銀行のSDGs取組支援サービスを利用しSDGs宣言:4月1日より「すくすくプロジェクト」開始

「SDGs」という言葉で、ネット検索をしていると目にするのが「SDGs宣言」という言葉。SDGs宣言は、企業がSDGsに対しての取り組みをするという宣言。言葉のままです。大手企業は、早くからSDGsへの取り組みをスタートしていましたが、地方の企業や中小企業は、なかなか難しかったと思います。

本日は、地方銀行(以下、地銀)が行うSDGsへの取り組みを支援するサービスを利用し、宣言を行うという事例を紹介します。2020年4月1日、広島銀行のSDGs取組支援サービスを利用し、今治タオルで有名な愛媛県今治市にある丸栄タオルが宣言を行いました。
広島銀行のSDGs取組支援サービスは、広島銀行と預金取引のある法人に対して、「SDGsへの取組み状況の確認と必要対応事項の整理から、対外PR支援まで」を行うものです。

丸栄タオルが宣言したのは、

“省エネに配慮した製造体制構築やオーガニック商品の提供を通じた環境保全への取組みや、ハラスメントの禁止徹底、ダイバーシティの推進や人権への配慮など、SDGs達成に向け具体的に取り組んでいます。また、今年から当社独自の子育て支援事業『すくすくプロジェクト』を開始し、タオルライフ提案を通じて、豊かで持続可能な社会の実現に貢献してまいります”

昨年9月にこのサイトでレポートしている「金融はSDGs推進に絶対に欠かせない。SDGs×金融のシンポジウムに参加してきました!金融とSDGsの関係。特に地銀との関係は大切なようです。

このように、地銀とSDGsの関係は深く、地銀自身もSDGs宣言を行っています。地銀で最初にSDGs宣言をおこなったのは滋賀銀行。2017年11月22日のことです。地銀と取引のある法人は、地元に根差した企業であり中小企業も多いです。広島銀行のようなSDGs取組支援サービスは、地方の中小企業がSDGsに手を上げことの背中を押すでしょう。

また、百五銀行は全国地銀初として、百五SDGs・ESG評価 (独自基準で企業のSDGs活動などを評価)を制定し、2019年10月から取扱を開始しています。

平成31年4月1日現在、地方銀行は64行。地方に根差した銀行だからこそ、地方の企業と共にできることがあるのではないでしょうか?

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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)