凸版印刷:使用済み紙オムツのリサイクルで協業。2019年10月にユニ・チャームが世界初でスタート

2020/04/29

凸版印刷:使用済み紙オムツのリサイクルで協業。2019年10月にユニ・チャームが世界初でスタート

コロナ禍となり、いかに使い捨てのモノを使っているかを実感しています。マスクもまさにですね。そして、それを回収してくださるゴミ収集の方々には頭が下がる思いです。テレワークで家庭ごみが増え回収は大変になっているとニュースでも伝えられています。そして、コロナ検査で陽性になった方で自宅待機の方のゴミも家庭ごみとして、普通に回収されているので感染リスクは高いです。それでも、ゴミは毎日だされ回収されています。
私たちが今できることは、暇だからと言って断捨離をしないこと。ゴミを減らす、正しくゴミを出すこと、ティッシュやマスクは小さな袋にいれてからごみ袋にいれるなどでしょうか?

さて、前置きが長くなりましたが、そんな使い捨てが増えたなかで、4月7日、凸版印刷が紙オムツのリサイクルで協業というニュースが出ていました。高齢化社会となり、紙オムツのゴミの量は、“2030年度には、一般廃棄物に占める紙おむつの割合は7.1~7.8%と推計される”そうです。かなりの量になります。

昨年10月に世界発で、ユニ・チャームがリサイクルをスタートさせていますが、今回凸版もスタートしました。

リサイクルは、目標12. つくる責任 つかう責任 です。

昔はオムツは洗って繰り返し使ったもの。マスクもそうです。便利に慣れていく人間は、その便利を回収するだけの新しい仕組みを作っていく必要があります。実際に、介護をしている方にも、目標3. すべての人に健康と福祉を は大切なものです。

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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)