琵琶湖の水質改善:1977年の赤潮をきっかけに「せっけん運動」の効果か。

2020/07/08

琵琶湖の水質改善:1977年の赤潮をきっかけに「せっけん運動」の効果か。

一度、汚れたしまったものを戻すのには時間が掛かります。琵琶湖は1977年に赤潮が起き、それに危機感を感じた市民が、リンや窒素を含まない粉せっけんを推進する「せっけん運動」始めたと言われています。

そして2020年、43年が経った今、琵琶湖の「北半分」の窒素濃度が改善され、初の環境基準達成したというニュースが届きました。
ただ、これはゴールではなく過程です。まだまだ続く問題です。そして、環境は日々変わっています。同じことを続けても解決にならない場合もあります。

SDGsでは、海や森を守りたい、戻したい思いがあります。しかし、それには時間が掛かる、簡単なことではない、それを感じるニュースです。

そして、何より継続が大切だということを考えさせらます。
本当に大切だと思うから続けられる。それも世代を超えて。SEGsは2030年を目指していますが、もっと先へと続くものだと考えざるを得ません。

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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)