制度ではなく、人が選ぶ言葉こそがジェンダーレスへの道
2020/07/27
制度ではなく、人が選ぶ言葉こそがジェンダーレスへの道
ジェンダーに関する公に言われていることはもちろんですが、この記事のように何気ない一言こそが、ジェンダーレスなのだと感じました。
公にされていることは、「せねば」と思っていることで、自然とできることとは、少し違うように感じることもあります。
この記事を読んで、私が店員さんだった場合、この言葉をかけることができるか?
おそらくできないと思います。
生まれ持った性別が女性でない方が口紅を見ていたときに「試してみますか?」
口紅は人によって発色が違うもの、女性の多くは試して買っています。
しかし、ジェンダーレスと言われる今でも、試して買えない方は多いということが分かりました。
個人的な意見ですが、百貨店の化粧品売り場は女性でも覚悟しないと入れない雰囲気があります。
「プレゼント用ですか?」ではなく、「この色、とっても素敵ですよね。試してみますか?」という言葉が自然に出るか?
正直、難しいと思います。
しかし、口紅を塗るのは、女性だけという決まりはありません。男性だって塗って良いのです。
関連記事
・「どんな人でも救えるよう、言葉を選ぶ力を諦めてはいけない」。デパートの化粧品売り場で起きたこと。
・いちとせしをりさん(Twitter)
・ツイートがバズったわたしは、口紅を買えていない
記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)