プラスティックゴミ問題:プラ使い捨て製品について、日本はどう対応していくのか?

2020/05/04

プラスティックゴミ問題:プラ使い捨て製品について、日本はどう対応していくのか?

5月1日から北京では、飲食業や宿泊業での使い捨てのナイフ・フォーク類や歯ブラシの提供の規制が強化されました。お客様が求めた場合のみ可能ということです。

海洋プラスチックゴミ問題は、写真を見ればどうにかせねばと思うことですが、毎日のように目にするプラスチックの商品やペットボトルが急に消えることはありません。また、急になくなると困ることもあるでしょう。テイクアウトのお弁当を使い捨てのフォークで食べてしまう日常もあります。使い捨てのプラスチックのフォークや歯ブラシが使われるようになったとき、とても便利だと思ったはずです。そして、いつかそれが当たり前になりました。しかし、SDGsはそれがずっと続かないようにすることが目標です。

今回のコロナ禍にあたり外出自粛などが日本では、“お願い”という形で宣言されましたが、お願いでは徹底されることは難しいことが今も続いています。北京では、繰り返し違反をした事業者には、1万~5万元(約15万~75万円)の罰金が科される可能性もあるそうです。

日本でプラスチック使い捨て製品が姿を消す日はいつになるのでしょうか? また、日本人は、海洋プラスチックゴミ問題にどれほどの危機感を持っているのでしょうか? 海外の動きを見て、日本の今の姿を知ることがあります。海洋プラスチックゴミ問題は、海洋汚染や生態系への影響を与えます。

目標14. 海の豊かさを守ろう 2030年まであと10年しかありません。

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記事執筆:伊藤緑(広報ウーマンネット 代表)